M&Aの「ブレイク(破談)」は、どんなときに起きますか?
買い手との交渉が始まってから、トップ面談のあとに条件が折り合わなかったときや、買収監査で想定外のことが見つかったときに起きやすくなります。ブレイクは珍しいことではないので、起こり得る前提で、余裕を持って進めることが大切です。
- ブレイクは、買い手側が正式に検討を始めたあとに話がなくなること
- 最初に情報を丁寧に整理してくれるアドバイザーほど、ブレイクは起きにくい
- 候補が複数いれば、1社とまとまらなくても次の相手と話を続けられる
ブレイクとは、交渉が始まったあとに話がなくなること
M&Aでは、売り手の情報を買い手候補に紹介し、関心を持った買い手が正式に検討を始めてから話がなくなることを「ブレイク(破談)」と呼びます。紹介した段階で見送られるのは、ブレイクではなく単なる見送りです。
ブレイクが起きやすい2つの場面
| 場面 | よくある理由 | 防ぐために |
|---|---|---|
| トップ面談のあと、基本合意の前 | よくある理由詳しい資料を見て、この価格では買えないと判断された。相手の気持ちが乗らなかった | 防ぐために最初の段階で、売り手と買い手の期待する価格をすり合わせておく |
| 基本合意のあと、買収監査で | よくある理由最初に聞いていなかった不利な情報が見つかった | 防ぐために不利なことも含めて、最初にアドバイザーへ正直に伝えておく |
経験のあるアドバイザーは、最初に売り手の情報をかなり細かく調べて整理したうえで、買い手に持っていきます。そうすると、商談を始める時点で、お互いにとって良い組み合わせだと納得できているので、だいたい決まるんです。逆に、案件の整理が雑だと、ブレイクしやすくなります。
動画で見る失敗事例から学ぶ|M&Aがブレイクする要因とアドバイザー選び【教えて野﨑さん】
▶ 4:40 から再生されますブレイクに備えて、売り手ができること
ブレイクに備えるために
- 経験のあるアドバイザーを選ぶ最初の情報整理の丁寧さで、その後の進み方が変わります。
- 余裕のある時期に進めるどうしても決めたい状況では、交渉で不利になりがちです。
- 候補を複数持つ1対1の交渉より、2〜3社から選べるほうが安心です。1社とまとまらなくても、ほかの相手と話を続けられます。
逆説的ですが、ブレイクしてもいいくらいの余裕のあるときに進めたほうがいい。どうしても決めたいとなると、交渉で負けてしまいます。売り手としては、最低でも2社から選びたいとアドバイザーに伝えておくのもひとつです。
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▶ 7:16 から再生されますSECOND OPINION
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すでにアドバイザーと話が進んでいる段階でも、売ると決めていない段階でも、ご相談いただけます。今の進め方で良ければ「そのままで大丈夫です」とお伝えします。初回のご相談は無償です。
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