会社を売ると、経営から完全に離れることになりますか?一部だけ売る方法はありますか?
必ずしもそうではありません。一緒に伸びていけそうな相手に株の一部だけを譲り、相手の力も借りて会社を伸ばしてから、残りを譲る「2段階の譲渡」という方法もあります。売ったあとも一定期間、社長として残る形もあります。
- M&Aは、売る・買うの両面で成長戦略に使える
- 一部を譲って現金化しながら、株主として会社を伸ばし続けられる
- 2回目の出口も、株式上場よりM&Aになることが多い印象
会社を売る=経営から離れる、ではない
M&Aというと、会社を丸ごと売って終わり、というイメージを持つ方が多いかもしれません。でも実際には、相手と組むことで両方の会社が伸びるなら、売ることも成長戦略のひとつになります。
株の一部だけを譲る「2段階の譲渡」
一部を譲る
一緒に伸びていけそうな相手に、株の一部を譲る。社長は株主として残る。
一緒に伸ばす
相手の販路や人材などの力も借りて、会社の価値を高める。
残りを譲る
価値を高めたうえで、2回目の出口を迎える。
相手は事業会社のこともあれば、ファンドのこともあります。こちらのゴールをはっきりさせたうえで相手を探すことが大切です。
実際に2段階で譲渡した社長も知っています。ただ、2回目の出口を株式上場にするというよりは、会社の価値を高めて、2回目もM&Aで出口を迎える例のほうが、私の知る範囲では多いように思います。
株の一部を譲って現金化しながら、株主として会社を伸ばし続けたい。そうした考えがある社長は、こういう方法があることを知っておいていただくといいと思います。
動画で見る会社を売って成長させる2段階イグジット【M&Aを漫画で解説】
▶ 4:20 から再生されます売ったあとの関わり方も、ある程度は柔軟に決められる
すべての株を譲る場合でも、すぐに会社を去るとは限りません。成約後、1〜2年ほど社長や役員として残り、社員や取引先との関係を引き継ぐことが一般的です。長く社長として残ることを希望するケースもあります。M&Aは、思っているより柔軟に組み立てられるものです。
※株の譲り方や税金の扱いは、取引の形によって変わります。専門家と確認しながら進めてください。
Q&A売却したあと、社長はどれくらい会社に残ればいいですか?GUIDE会社を売るか、売らないか|売り時の考え方と、決める前に整理しておきたいことFIRST STEP
売ると決めていなくても、
選択肢を一緒に並べられます
売る、継ぐ、今は売らずに会社を良くする。どれが合うかは、社長の人生の計画と会社の状態によって変わります。まだ何も決めていない段階でも構いません。初回のご相談は無償です。
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