売るかどうか迷っています。決める前に、まず何をすればいいですか?
まずは、立ち止まって、全体を見渡し、複数の意見を確かめることです。迷ったまま、誰かに急かされて決めてしまうのがいちばん危険です。あわせて、売ったあと3年後の自分の姿を書き出してみることをおすすめします。
- 迷いの原因は情報不足ではなく、聞こえてくる声の多さであることが多い
- 一人の専門家の意見だけで決めない
- 3年後の暮らしを、うまくいかない場合も含めてA4の紙1枚に書き出す
迷ったまま決めるのが、いちばん危ない
今は昔に比べて、M&Aの情報があふれています。それでも迷う社長が多いのは、情報が足りないからではなく、「期限です」「今だけです」といった声が多すぎて、誰を信じればいいかわからなくなっているからだと感じています。
会社を売るという大きな決断で、迷いをそのままにして進むのは避けたいところです。迷ったら、まずは決めることをいったん脇に置いてください。
決める前にやりたい3つのこと
立ち止まる
迷ったまま歩き続けると、違う方向へ進んでしまう。急かされているときほど深呼吸を。
全体を見渡す
目の前の一人の話だけでは視野が偏る。中立の視点をひとつ持つ。
複数の意見を確かめる
別の専門家の意見を聞く。同じ結論なら自信を持って進めればいい。
知らない土地では、その道に詳しい人に聞くのがいちばん早くて安全です。会社を売るのも、多くの社長にとって初めてのこと。知っている人に意見を求めるのは、とても合理的だと思います。
私がやるのは、売る、社員に継ぐ、子どもに継ぐ、あるいは廃業も含めて、全部をテーブルに並べて一緒に眺めることだけです。急かすことはしません。
動画で見る会社売却、誰を信じる? M&Aで迷った社長が決断前にやるべき3つのこと【教えて野﨑さん】
▶ 8:51 から再生されます3年後の自分の姿を、紙1枚に書き出してみる
売るかどうかを考えるときは、売ったあとの暮らしを具体的に想像しておくことが大切です。後悔の少ない社長に共通しているのは、売ったあとの自分の姿を描けていたことでした。
A4の紙1枚に書き出したいこと
- どこに住み、時間をどう使っているか毎日の過ごし方を、できるだけ具体的に。
- 家族とどう過ごしているか家族の気持ちや、関わり方も含めて。
- 収入をどう得ているか役員報酬がなくなったあと、何で暮らしを支えるのか。
- うまくいかなかった場合悪いシナリオも書いておくと、それより良い状況なら前向きに受け止められます。
動画で見るM&Aで後悔しやすい社長の特徴【教えて野﨑さん】
▶ 5:44 から再生されますFIRST STEP
売ると決めていなくても、
選択肢を一緒に並べられます
売る、継ぐ、今は売らずに会社を良くする。どれが合うかは、社長の人生の計画と会社の状態によって変わります。まだ何も決めていない段階でも構いません。初回のご相談は無償です。
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